試合結果

2023.02.15

2023年2月12日 『天龍祭』新木場大会(第1部/昼の部)

2023年2月12日 『天龍祭』新木場大会(第1部/昼の部)

天龍源一郎AID実行委員会

『天龍祭~天龍源一郎AID~』第1部(昼の部)

2023年2月12日(日) 12:30開始
東京・新木場1stRING



 大会に先駆けて天龍プロジェクトの嶋田紋奈代表がリングへ。「皆様、こんにちは~! 天龍プロジェクト代表の嶋田紋奈です。今日は天龍祭(てんりゅうさい)、天龍源一郎エイドということで昼夜2部に分けて大会を開催することになりました。8月末、9月から入院をしております天龍源一郎にエールを贈ろう、そういう趣旨で参戦選手の皆様がお声がけくださって、こちらの大会を大将と一緒にお受けして、今日という日があります」と挨拶。

 続いて、『天龍祭』開催前日の11日、天龍源一郎が敗血症性ショックにより緊急手術が行われたと発表されたことを受け「昨日、天龍源一郎が緊急搬送されて、緊急手術をしたというニュースが出ました。集中治療室で過ごすことになっていますが、意識もありますし、いま一生懸命治療に励んでいます。昨日の夜ですね、看護師さんのほうから電話をいただきまして本人とも少し話をすることができました。その時に、大将が一番最初に言った言葉は選手のことと、今日の天龍祭の心配だったので……」と話しながら、涙をこらえ声を震わせる。

「やはり本当にプロレスが好きだし、プロレスラーが好きなんだなぁと思って。その気持ちに応えていける自分でもありたいし、選手たちとのそういう絆を途絶えさせずやっていきたいと、心を新たにしました。まだまだご心配をおかけすると思いますが、絶対にこのリングへ帰ってくると思いますので、今日も含めて、どうかその日までもう少しお時間をいただいて、一緒になって盛り上げていただきたいなと思っています。今日はいつもの天龍プロジェクトでは考えられないようなこともたくさんあります。声援も可能です。思う存分、笑って楽しんで、プロレスを感じて、今日も天龍祭、腹いっぱい、お腹いっぱいになって帰って頂きたいと思いますので。最後まで皆さん、よろしく御願いします!」


第1部オープニング企画として最初にRGが登場。天龍祭実行委員会のメンバーの1人として大会を盛り上げるべく「天龍源一郎あるある」の、一緒に食事に行った際、鍋にごま油を一本入れていたというエピソードを披露。次いで熱血プロレスティーチャー小佐野景浩氏がリングへ登場。阿修羅原氏のRevolutionジャケットという“お宝”着用の小佐野氏から「天龍源一郎クイズ」が出題された。

 メンバーはレイパロマ、新井健一郎、拳剛、そして嶋田紋奈代表、SUSHI、さらに会場のお客さん「オオノさん」もリングへ。天龍源一郎が相撲部屋入門の前日に買ってきたもの、天龍さんがプロレスラーを志したきっかけとなる試合(A. ジャンボ鶴田vsテリー・ファンク)、全日本プロレス入団時に目標としていた外国人レスラー(A. ハーリー・レイス)、天龍チョップとはどんな技か(A. つっぱり)、天龍さんにつぶされて自分で救急車を呼んだレスラー(A. 川田利明)といったクイズを実施。最後は接戦の末に観客のオオノさんが逆転優勝し、メイン終了後の締めを担うこととなった。

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▽第1試合/3WAYマッチ(30分1本勝負)

○佐藤光留(10分16秒 アキレス腱固め)菊タロー●
 ※もう1人はリッキー・フジ。菊タロー&R・フジ、ふたり同時にギブアップ

 天龍祭・発起人のひとりにして、現IJ王者の佐藤光留が第1試合に登場。花道でガウンを脱ぐと“童貞を殺すセーター”着用の変態スタイル。いつもの天龍プロジェクトとは違うということをハッキリと体現してみせる。脳梗塞から復帰したリッキー・フジへ光留がアキレス。その上に菊タローが乗って漁夫の利を得ようとするが、これは光留が返す。菊タローはリッキーに共闘を呼びかけ、光留を倒してから男と男の勝負をしようと呼びかけ。しかし隙をみてはこっそりフォールを取ろうとする姿にギクシャクしはじめる。

 光留は水車落としから菊タローを腕十字、その隙にリッキーもフォールを狙うがこれは光留が返す。リッキーへ菊タローが足4の字、しかし残念ながら足がかからず。光留も加わった足4の字をめぐる攻防からリッキーと菊タローがダブルアキレス腱固めへ。困惑の光留が「本当に全然痛くありません!」からアキレス腱固めを切り返し、2人がギブアップして試合終了となった。

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▽第2試合/タッグマッチ(30分1本勝負)

○矢野啓太&土方隆司(11分20秒 ルーマニアン・クラッチ)池田大輔&前口太尊●

  昨年の龍魂杯優勝者・矢野啓太が同じバトラーツ出身の池田大輔、元キックボクサーで現在は飯伏プロレス研究所所属の前口太尊組と対戦する一戦。矢野のパートナーも同じバトラーツ出身、土方隆司。

 先発は矢野と前口。前口はインロー、組み付いて腕を取りに行く矢野。探り合う展開から互いにパートナーへタッチ。差し合いからロープに押し込み、エルボーをたたき込んだ土方。池田はチョップ連打でコーナーに押し込み前口へ。前口のエルボーに土方が平手打ち。前口の平手に土方がローを返すと、前口も返して蹴り合いとなる。激しい打ち合いから蹴り足をキャッチした土方が強引にボディスラム、腕十字にとらえると池田がすかさず入りカット。

 タッチして入った矢野、前口の腕を取ってひねりあげる。赤コーナー前で前口を固定し土方へタッチ、ボディへエルボー。前口はドロップキックで反撃すると池田へ、池田は土方へ正拳突きからダイチャンボンバー。チョップで土方へ斬り込む池田。土方は投げで切り返し矢野へタッチ。

 矢野は河津落としからヒジを落とすも池田はかわし、またしてもチョップ連打。さらに右ハイキックで矢野をダウンさせる。休む間もなく前口のランニングローをくらう矢野、串刺しエルボーからヒザ。池田がアシストし矢野へスープレックス。カットした土方を池田が抑え、リング内は矢野と前口。蹴り込まれた矢野は反動を利用してのケイチャンボンバー、リング中央で前口の腕を固め、ギブアップを奪った。

矢野「(土方と握手して)ありがとうございました。天龍エイド、天龍祭。いやいや、僕なんて天龍プロジェクトに救われた人間なんで。こうして天龍エイドするなんて考えてもみなかった。今年も“WRESTLE AND ROMANCE”、天龍プロジェクト、プロレス界全体、レスリング界全体を引っ張っていく。土方さん、よろしくお願いします。今日のフィニッシュは、ルーマニアン・クラッチ。僕からは、以上ノーコメント」
土方「まぁ、先週デビュー25周年を迎えて、最初の試合が天龍プロジェクトということで、天龍エイド。天龍さんに憧れてプロレスラーになった人間からすれば、この大会に呼んでもらえたことが大変うれしく思います。25周年迎えて最初の試合がまたバトラーツの先輩の池田さんというね。パートナーがバトラーツの後輩の矢野。非常に思い出に残る試合になったかと思います。僕らの思いが天龍さんに届くことを心から願っております。ありがとうございました」

前口「お疲れ様でした。(首をさすりながら)むっちゃ痛いっすね。最後ちょっと油断しちゃいました。悔しいっすよ。あれですね、攻撃をした後の対処ですね。それがもうちょっとできれば上に行けるかなとちょっと思っているんですが、勝手に。どうですか」
池田「いやもう、下に行かないように頑張るだけですよ」
前口「はい。必死こいて、上狙っていくんで。頑張っていきます」

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▽第3試合/シングルマッチ(30分1本勝負)

◯椎葉おうじ(17:17 エビ固め)ザ・グレート・サスケ●
 ※雲外蒼天

 椎葉おうじがジュニアのレジェンド、初代ジュニア8冠王者であるザ・グレート・サスケと対決。この日のサスケは近年非常にレアケースとなった黒の忍者コスチュームで登場。ファイトスタイルも当時のものに合わせるのかと思いきや、序盤から気を集めて椎葉を困惑させる。丹念に練り上げて大きくさせた気を飛ばし、リングサイドの拳剛の帽子が飛ぶ。

 気を練っていたかと思うと一転し組み合うサスケ。ロープに押し込んでブレイク。手四つから椎葉がヘッドロック、振りほどいて打ってこいとするサスケ、椎葉はタックルから蹴り。サスケは無抵抗主義を貫いて試合ペースを椎葉に握らせない。

 椎葉はフライングメイヤーから背中への蹴り。さらにコーナーでチョップ連打でダメージを与えていく。とどめとばかりにフットスタンプを狙うが、これはサスケがかわして不発に。追撃を狙った椎葉の足へサスケが低空キック、すかさずヒザ固めへ持ち込む。一気に通常の攻勢へ出たサスケ、レッグロックでじっくりと攻めていく。

 エスケープした椎葉へサスケはアンクルホールド、ヒザ十字へ。持ち味のスピードを奪われた椎葉が苦戦を強いられる中、シャリマティからフォールを狙うサスケ。リング中央裸絞めで捕まった椎葉が再度エスケープ。アトミコをかわした椎葉、攻勢に出るもロープ上でサスケが逆捕獲、雪崩式ブレーンバスター。さらにデルフィンを思わせるスイング式DDT。デルフィンクラッチを狙うがやり方が分からなかったのか、時間がかかり椎葉が脱出。それでもサスケの追撃はやまず、エプロンでのパイルドライバーと攻め立てていく。

 しかし場外攻撃を椎葉にかわされ逆にダメージ、この不発で流れは一気に椎葉へ。リング内に戻ると椎葉がフィッシャーマンバスター、スプラッシュからバズソーキックと一気にたたみかける。ぐったりと動かないサスケへさらに一撃、雲外蒼天を決めるとこれで3カウント。椎葉が大きなシングル勝利を手にした。

椎葉「おっしゃ、おっしゃ、おっしゃーーー! あのジュニアのレジェンド、ザ・グレート・サスケ3カウント取りました! こんな嬉しいことはありません。でも、正直、サスケさんの攻撃が全部キツかったです。まだまだ正直足下にもおもよばない、今日はたまたま、偶然いいのが入って勝てただけだと思うんで、もっとこれから実力つけて、またサスケさんと試合させていただきたいと思います。おし! そして天龍さんに……、今日ちょっと天龍さんのオマージュに、コーナーからのチョップパンチやったんですけど、見よう見まねなのであとで天龍さんに怒られそうでちょっと不安ですけど、ちょっとでも天龍さんに力を与えることできたかなとは、思います。天龍さん、天龍プロジェクトのリングで僕は天龍さんが帰ってくるのを待ってますんで、今後ともよろしくお願いします。今日はありがとうございました! よっしゃー!」

サスケ「ダメージが……。今日はちょっとひどくてですね。なかなか…、しゃべることも難しい状態ですけどね。椎葉おうじ選手、非常に手強かったですね、強かったですね。私よりもさらに小柄な選手だったんでね、ちょっとナメてかかっちゃいました。文字通り痛いしっぺ返しをくらったと。ただ負けたことは正直悔しいんですけども、それは今日はおいといて、何といっても今日は天龍祭、天龍源一郎さんエイドでございます。またちょっと天龍源一郎さんのご体調、非常よろしくない状況というニュースも飛び込んできましたし。だからこそ我々レスラーそしてお客様皆様がね『天龍さん頑張って!』という思いが、ものすごいエネルギーが宇宙に向かって、グァーッと突き抜けてますから。そこから衛星のごとく天龍さんのおられるICUに向かってグァーッと降りていきますから。どうか天龍さん、一日も早いご回復をお祈りいたしております。天龍さんに神のご加護を!」

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▽セミファイナル/シングルマッチ=全日本プロレス提供試合(30分1本勝負)

◯諏訪魔(11分10秒 体固め)田村男児●
 ※岩石落とし

 セミファイナルは全日本プロレス提供のシングルマッチ。ふてぶてしい雰囲気で入場の諏訪魔、自身のコールが終わる前に田村を急襲する。激しく蹴りつけて場外へ落とし、ひな段での椅子攻撃と容赦なく田村にダメージを与えていく。一気にリング内を諏訪魔カラー、現所属のブードゥー・マーダーズカラーに変えた諏訪魔。田村はエルボー連打からドロップキックで反撃。諏訪魔は田村をコーナーからデッドリードライブで叩き落とす。ブレーンバスターから場外の鉄柱攻撃、ダメージの大きい田村はカウント9でリングイン。スリーパーで捕まる田村へ同じエボリューションの佐藤光留がゲキを飛ばす。

 何もできない田村にチョップ連打の諏訪魔、田村はロープに走ってラリアットをかわすとショルダータックル。ブレーンバスターは投げられず、近距離からのショルダータックルでなぎ倒すと気合いの咆吼。諏訪魔は正面から田村をキャッチして投げるとリング中央ラストライド狙い。逃れた田村へ今度はラリアット。バックドロップをつぶした田村がデスバレーボム一撃。しかし諏訪魔の牙城は崩れず、カウンターのラリアットをくらってしまう。

 諏訪魔は勝利を確信したかのように軽々と田村を放り投げるバックドロップ。田村が肩をあげるともう一度マットに叩きつけ、3カウントとなった。

 試合終了後も田村を痛めつける諏訪魔の姿に、たまらず飛び込んだ同じEvolutionの佐藤光留。しかし諏訪魔はラリアットでなぎ倒し吹っ飛ばすと踏みつけて勝利のアピール。強さをいかんなく見せつけた上でマイクを持つ。「オイ、田村、佐藤。お前らEvolutionなんだろ? Evolutionっていうのは天龍源一郎のRevolution、それに憧れてるんじゃねぇのかテメェら? こんなんでいいのか? 長いもんに撒かれてんじゃねぇぞテメェら。テメェらはこのリングでやることあるんじゃねぇのか? よく考えろオマエら、バカ!」と言い放ち、リングを後にした。

諏訪魔「こんなもんだオイ。途中からオマエ、変なパンツはいたおっさんが出てきて、なんなんだよオマエ。なぁ、Evolutionっていうのが意味あるんだろ? この天龍源一郎のリングに上がる意味ってのを、よく考えろよ。え? 何だオイ、その先にEvolutionがあるんじゃねぇのか? オマエら、長いものに巻かれてちゃダメだろ。まぁ見ての通り、完勝だ。ブードゥ・マーダーズがもう一回、制覇するぞ。業界を。天龍プロジェクトもそうだ、全日本もそうだ。ブードゥ・マーダーズ浸食ってのを、そこんとこわかっとけ佐藤」

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▽メインイベント/Revolutionジャケット争奪時間差バトルロイヤル(時間無制限1本勝負)

○新井健一郎(20分20秒 回転エビ固め)SUSHI●
 ※退場順=井上雅央、翔太、ブラックタイガー、ドラゴンJOKER、レイパロマ、河野真幸、LEONA、渡瀬瑞樹、マンモス佐々木

 最初の入場はSUSHI、次いで入場したのはレイパロマ。SUSHIが「ヘイラッシャイ!」を連呼、パロマが腰をくねらせている間に登場したのは新井健一郎。IJタッグを保持するパロマとアラケンが共闘し早速SUSHIを恍惚と首4の字で痛めつける。4人目として登場の河野はSUSHIとアラケンを素早く見比べ、アラケン側へ。3人がかりでSUSHIを追い出そうとするが、これは翔太の入場で間一髪逃れる。翔太はかつてのパートナー、アラケンへ突進。3対1となるも逆に河野、パロマをオーバーザトップロープギリギリまで追い込んでみせる。

 マンモス佐々木が入場、混戦のリング内。次いでリングインしたLEONAがドラゴンスクリューを連発。渡瀬瑞基はドロップキックで存在感を見せる。続いて入ってきたのは井上雅央。ボディスラム4発をみせるが自分の腰を押さえ苦しい表情。マンモス佐々木を投げようとするが重くなかなか上がらない。SUSHIが背後から丸め込み、最初の退場者となる。

 続いて入場のブラックタイガー、翔太をデスバレーボムで沈めて退場させる。最後に登場したのはドラゴンJOKER。

 ブラックタイガーとのマスクマン対決からLEONA、アラケンを交えた四者の対決にマスクが入れ替わるハプニング勃発。自分の顔が眼前にある状況に驚いている隙に2人とも丸め込まれ、失格となる。パロマがタイツを利用して河野へ首4の字を仕掛けるが落とされて退場、その河野をSUSHIが丸め込んだところで周囲も抑えて退場。LEONAと渡瀬がエルボーの打ち合いも、アラケンが素早く割り込んで丸め込み退場。

 残るは渡瀬、アラケン、SUSHI、マンモスの4人。渡瀬とマンモスの対決から渡瀬がカーフブランディングを狙いに行くが、そこを逆に全員から狙われてオーバーザトップロープとなり退場。場内からはSUSHIコール、命乞いのアラケンとSUSHIは共闘し2人がかりでマンモス攻略へ。SUSHIへのど輪落とし、丸め込みにいったアラケンへ襲いかかったところを突き落とされて退場に。ひとり残ったSUSHIが喜ぶも、アラケンはトップロープ越えではなかったため一騎打ちとなる。

 SUSHI突きからニールキックを放ち、コーナーでのショルダーアタック連打。正攻法で勝利を掴みにいくSUSHIだったが、最後はアラケンがコーナーからの前方回転エビ固めを放ち勝利した。

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 勝利したアラケンは、嶋田紋奈代表から差し出されたジャケットを前に「今の今までこのジャケットほしさに頑張ってみたけどさ、ちょっと、マジなことを言えばすごい欲しいんだけどさ。俺には重すぎるわ。オークション始まりますよね、チャリティーオークション。これも出しましょう」と、チャリティーオークションへ出品するとマイク。「ただし転売だけはしないでください」と付け加えた。

 アラケンはジャケットに触らずに「代表は本当に、精神的に大変だったと思う」と紋奈代表を労い、天龍源一郎の付き人だった時代を「僕個人、10年間、時には朝の早い新幹線の移動とかありましたよ。だけど僕、天龍源一郎が欠伸をしている瞬間、1度も見たことがないんですよ。いつもシャキッとしてる。控室でうたた寝してる人とか見てきましたけど、天龍源一郎はいつでもシャキッとしてる」と振り返る。だからこそ、と「守りましょう、ファンの皆さんと一緒にこのリングを」と続けた。

 最後はオープニングの天龍源一郎クイズで勝利したオオノさんの音頭で「エイエイオー!」3連発。ジャケットとともにファンへ託される形で『天龍祭』昼の部が完結した。

アラケン「いやー、リング上でも言った通り、ホントにね、あのジャケットは欲しい。誰よりも欲しい。天龍源一郎の匂いのするもの、まぁ天龍プロジェクトに関わってるレスラー、年齢も違うからあれだけど、誰よりも一番長く天龍源一郎を見ているのは俺だっていう自負があるんで。まぁ40年以上、ただでも僕はね、天龍プロジェクトでタッグのベルトを2本独占させてもらってるし、これだけでも十分、いい50歳のレスラー人生を送れていると思いますよ。まぁリング上でも言いましたけど、紋奈さん、代表。ほんとにあなたは立派です。あなたこそ天龍源一郎の娘ですよ。素晴らしい。まぁ頼むから常識のあるファンに渡ってね、ホント、転売だけはやめてね。ありがとう」

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